ボーマンダの曲射

大学生が綴る日常の中の非日常

世界史

中学、高校、そして今の浪人と勉強してきて「○○はマジで勉強する意味ないよな~」という言葉をちょくちょく聞く。

この気持ちはもちろん分かるし、受験勉強なんかに至っては強いられている感じがしてなおさらそう思ってしまう。

だが、本当に意味ないだけの勉強をしているのか?



英語や現代文、地理・公民なんか将来的にも日常生活で役に立ちそうな感じがするのでこれらの好き嫌いはあるにせよ、勉強することに疑問を感じる人はそこまで多くないと思う。

じゃあ他の教科はどうか?

僕は数学とかいう教科は好きだし、将来的に意味のある勉強だと思っているが文系だからあまり偉そうなことは言えない。



じゃあ歴史-世界史-はどうか?
確かに過去のことなんか知っても僕らが生きる今にはまるで意味がないように思える。

だが、歴史を誰も学ばない世の中であれば世界はただ繰り返すばかりだ。
歴史を学ぶことで現代が平和だとかそんな大それたことではなく、歴史によって得られる『「歴史的事実」を元にして「今」を見つめ直す能力』というのは「歴史的事実」を他のものに置き換えても重要だということだ。

まあ、そんなことを頭でわかっていたとしてもやっぱり世界史は面白くないという人もいっぱいいると思う。

そして世界史が嫌いだとか覚えられないという人に是非知って欲しいのは「歴史という教科はただ物事が起きた時間の流れ」ではないということだ。

例えば、オスマン帝国の成立・拡大はただビザンツ帝国という東ヨーロッパ世界の崩壊と欧州に脅威を与えたという事実を招いただけでなく、貿易の要所を押さえられたことによって違う貿易路を見つけるべく大航海時代を促した。
大航海時代による航路開拓は新大陸発見やアフリカやアジアの各地に欧州各国の拠点建設、そして中国との貿易が活発化したことにも繋がる。
そして中国では銀の大量流入を招いて明・清における対外政策と税制改正が行われるのである。

このようにただ世界史は色んな時間、場所で切った一方向の繋がりではなく、縦軸も横軸も全て連動して、因果関係が世界各地で繋がっている面白い学問だ。

ただ世界史は暗記できないから嫌いというのではなく、因果関係を色んな軸で結んでみて少しでも楽しさを見出してほしいと思う。

僕が好きな教科を少しでも知るきっかけになってくれたら嬉しい。










P.S.
???「古典をやる意味とは?あんなの必要なくない?」
僕「百理ある。あんなの勉強する意味マジでない、死んでくれ。」