愛媛旅行、四国制覇!!!
全国複素数人の『ボーマンダの曲射』ファンの皆さん、お待たせしました。久しぶりの旅行記です。
今回は6月1日、2日の一泊二日で愛媛県に行ってきました。
前々から愛媛県には非常に行きたかったんですが、なかなか機会がなく、今回ようやく実現した次第です。
というわけで以下、旅行の詳細です。どうぞ
前日の5月31日、6月の最初二日間は大学が休みということで本当は秋田県に行こうと思ってたが、まさかの天気予報が雨。
急遽松山行きの飛行機を予約して愛媛に行くことに
6月1日、4時半起床、5時半出発
LCCであるジェットスターが東京は成田空港から出てるということでこの時間に出発せざるをえなかった。とてもつらい
初めて成田空港の第三ターミナルを利用したが、辺鄙なところにあるし、国際空港とは思えないほどしょぼい作りだった。
まあ、何だかんだで10時過ぎに松山到着
特に観光したりはせずにそのまま電車に乗って宇和島へ
宇和島駅周辺を散策しながら目的地へ
目的地はもちろん宇和島城
以前の記事でも説明したけど、日本の城で江戸時代以前に作られたもので現存してるのは全国で12個しかなくて、宇和島城もその一つ
長い長い坂道の登りながら天守閣を目指していく
体力のないオタクだから山道がきつい・・・
そんなこんなで汗だくになりながら天守閣に到着
姫路城などに比べたらもちろん小ぶりだが、こういうのも好き
天守閣の上は四方に風が抜けるから涼しくて気持ちよかった。
宇和島湾を望む景色もよい
宇和島城から下りたら町を散策しながら天赦園という宇和島藩の藩主であった伊達家(あの政宗の一族の分家みたいなやつ)の庭園に
雰囲気はすごく良かったし、ちょうど見ごろを迎えてた菖蒲がきれいだった
ただ池にいる鯉がめっちゃきもくてそれを見て騒いでたBBAがさらにきもかった
次に伊達博物館に
宇和島が伊達家だったとか軽い知識はあったけど、さらに深くまで知れて楽しかった
歴史好きは行くべきな気はする
再び宇和島駅に戻って行きと同じく電車で松山に帰還
この時点で4時近かったため、主な観光は翌日にしてこの日はゆっくり散策することに
市内から見た松山城
本数も多くて非常に便利。市民の足にもなってる
そして坂の上の雲ミュージアムに
著名な歴史小説作家の司馬遼太郎が書いた『坂の上の雲』は松山出身の軍人秋山兄弟と俳人の正岡子規を主人公にしているということでこの地に建てられた
僕は小学生の時から司馬遼太郎作品が好きでこの作品も中学生の時に読んだ思い出深いものだったということで来た
このミュージアムに関しては相当な『坂の上の雲』ファンでない限り行く必要はないかなーと思う
次は坂の上の雲ミュージアムから少し丘を登ったところにある萬翠荘という洋館に
まあ、色々歴史はあるっぽいのだが、とりあえず外から眺めるだけでいいかなーって感じ
内装は以下のような感じ
再び散策開始
これが松山の中心街である大街道の入り口
この後、ホテルに行って一休みし、夕食探し
「五志喜」という郷土料理の店に
鯛の刺身を山芋や薬味と共にたれに付け込んで食べる宇和島鯛めしや鯛そうめん、じゃこ天などおいしい愛媛料理をいただいた
鯛めしは本当においしかった
3000円ぐらいするコース料理だったこともあって超絶満腹になったので腹ごなしにまた散歩
2時間ぐらい歩いた後に大街道付近で良い感じの居酒屋を見つけたので入ることに
「Underground Dining 真」というところに
おいしい日本酒をいただき、お店の人とも楽しく話せて良い時間を過ごせた
日本各地を旅してると言ったらすごい驚いて妙に賞賛されたけど、こうやって地方の地元で働いてる人たちのほうがすごいなーって思ったり思わなかったり…。
この日はそのまま宿に戻って就寝
翌6月2日は7時半起きで8時出発
街をぶらぶらしながら松山城を目指す
ロープウェイを使う方法もあったが、まだ営業してなかった上にせっかくだからと歩くことに
しかし、これがもうきついの何のって感じで・・・
登山道の写真を撮る余裕もなかったが、けっこう整備されてて登りやすかった
で、死にそうになりながらも天守閣がオープンする9時ごろには山頂へ到着
途中、このような門を通りつつ、こんな城攻めるのは相当苦労するだろうなぁと想いを馳せるのも楽しみ方の一つw
天守閣はこんな感じ
(あのマスコットなんやねん・・・)
天守閣はの上は景色が良いし、涼しくて最高(しつこい)
にしてもこうやって見ると松山市は四国最大の都市を言われるだけあってけっこう大きいことがよくわかる
帰りは裏手のあまり整備されてないこんな感じの山道を下りた
二ノ丸庭園というのが途中にあって、昔の建物の跡を元にした庭園だった
庭園自体はとても良かったのだが、恋人の聖地とか謳っててイラッとした
先述した『坂の上の雲』の主人公である秋山兄弟の生誕の地に来た
まあ、特に何もなかったw
次に近くにあった愛媛観光物産館でお土産を購入
今回は飛行機で来てるため、液体類は郵送せざるをえず、ここら辺が飛行機はクソだな~って思った
ちょうど時間もお昼時だったので、前日に居酒屋の大将に勧められた松山の鯛めし屋を探して入ることに
前日の夜に食べた宇和島の鯛めしとは違って土鍋で鯛とご飯を炊いた炊き込みご飯みたいなやーつ
非常に美味!・。・!(この旅いっつも鯛食ってる)
ちなみに一杯なら良いかと日本酒を頼んだらなぜか梅酒が運ばれてきて、店の人に言ったらこの梅酒タダで飲むというアドを得たw
次に最古の温泉街である(らしい)道後温泉に路面電車で向かった
ちょうど上の写真のような蒸気機関車が路面電車の線路を走ってくるのが見れてラッキーだった
温泉街をぶらぶら
アーケードの抜けた先には立派な道後温泉本館が
せっかくなので湯に入っていくことにした
まあ、基本的に風呂というものがあまり好きじゃない自分は湯に関して大したレビューもできないが歴史を感じた(適当)
道後温泉から上がった後は近くにあった神社二つへ
(また坂道・・・)
一つ目は湯神社という道後温泉を開く時にまつわる神らしい
(クソきつい・・・)
二つ目は伊佐爾波神社というところ
この二つに何かあったわけではないが、自分は神社の雰囲気そのものが好きだから満足
次は道後公園
別に公園に来たかったわけでなく、湯築城という戦国時代に伊予国(愛媛県)を支配していた河野氏という豪族の本拠地だった城の跡地に来たかった
当時の石垣の跡
戦国末期や江戸の城と比べて積み方が荒いのがよくわかる
外部を囲っていた断面図
湯築城資料館
無料の上に職員のおじいさんが親切に色々話してくれてとても良かった
城の跡というからにはもちろんここも丘になっててその頂上からの景色
右奥に見える丘は松山城
(また山登り・・・)
僕は歴史は好きだけれど、文化とかはさほど興味がなく、疎いのでうーんって感じだった
ちなみに正岡子規は日本の野球の黎明期に大きく貢献してる人で野球の歴史とか興味ある人は行ってみてもいいかも
時間が余ったので松山城の北回りで散策することに(大街道などの中心は松山城の南側)
なんとなーく立ち寄ったところにも本当に雰囲気の良い神社が数多くあって日本は良いなーと
その後も色々散策したけど、愛媛大学に潜入してちょっとしたもの食ったり、空き教室に入ってボーっとしたり以外は特に何もしなかった
知らない町を歩くのが好きな自分にはそれでよかったのだけれど
で、17時前に松山市駅(JR松山駅とは別)からバスに乗って松山空港に行き、今治タオルやじゃこ天などのお土産を買って帰路に
23時前後に家に到着して、今回の旅は幕を閉じた
というわけで相変わらず今回も超弾丸で愛媛県を回ってきました。
二つのお城に加えて、松山市の雰囲気もすごく良く、これまでの一人旅の中でも相当気に入った町になったかなーと思う。
ただ、本当は最終日に今治に行って今治城や今治タオル、今治の焼き鳥など色々堪能したかったのだけれど、松山城から下りた時点で時間的に無理だなーと思って断念した次第です…。
というわけでまた来るぞ愛媛県…!!!
以上、読んでいただいてありがとうございました。
P.S.
今回の記事のタイトルですが、僕は大学生中に47都道府県の制覇を目指してて、今回愛媛に行ったことで四国は全部行ったことになるわけです。
(ちなみに制覇ってのは通っただけとか宿泊しただけじゃなくてちゃんと観光したってことです)
で、47都道府県のうちあと2県だけ残ってて次の記事はそのどっちかの旅行記になるのかなーと思います。
いったい何人が期待してるのか、そもそも読んでるのか、ほぼ0人に近い気もしますが、その二つの県の旅行記も、制覇した後の記事も頑張って書きたいな~と思う次第です。
その時はよろしくお願いします。
P.S.のP.S.
今回の旅の遥か前に三重と和歌山に一人旅してて、さらには今年の春休みに海外も行ってるんでその記事も書かなきゃなーと思うけど、なかなかモチベーションがなくて…。
前者はもう忘れてる気がしないでもないけど、後者は旅の最中に書き留めた日記的なのがあるんでモチベさえあれば書きたいと思います。
そっちの更新のほうが先になったら嬉しい(なら書けよ)
前二つの旅行記を書いてなくて、今回はちゃんと更新してるのはそれだけ愛媛が良かったと思ってる裏返しだと思っていただければと
とにかく頑張ります・・・