ボーマンダの曲射

大学生が綴る日常の中の非日常

【ゲーム感想・評価】あの晴れわたる空より高く

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2014年発売のエロゲ

前々から気になってて、買ったのはけっこう前でちょっとやって積んでたんだけど、ノラととクリアからちょっとモチベが向上してちょっとずつ進めてようやく今日クリアした。その雑感

 

 

 

【ゲーム概要】

簡潔に書くとロケットを打ち上げる話。ロケット開発が盛んな世界で、ロケットに関して素人の主人公が廃部寸前のロケット部でロケットを打ち上げるために部活動をしていく…というストーリー。

 

 

 

【評価】

・ストーリー

これは文句なしに良い。まず、ロケットに関する知識がしっかり集約されているところ。こういうのによくありそうな理論をすっ飛ばして結果を得るという感じじゃなくて、しっかり現実の理論に基づいたストーリー展開が行われる。そして主人公が素人なので読者に分かりやすいように説明もされるため、知識欲が満たされつつ理論立てたストーリーを理解することができる。

さらには部活もの・青春ものとしても爽やかさの残るきれいな物語になっている。特にグランドエンドを見終わった後の清々しさは圧巻。これは是非プレイしてみてほしい。実際、その興奮のまま僕はこの記事を書いているw

 

・キャラクター

まあ、まずまずと言ったところ。自分としては特別魅力的なキャラクターはいなかったが、キャラの個性はたっており、キャラ同士の軽快な掛け合いも魅力の一つである。

そして、主人公はバカって設定だけどかっこいい。

 

・システム

本来、そんなにシステム回りを気にすることはないんだが、少し触れておく。この作品に関してはロケットに関する専門用語が多く、作中で丁寧に説明されるが、それでも自分みたいに途中で積んでしまったりしたら忘れてしまい、再開した時に何のことか分からなくなる。そうならないようにテキストの難しい用語をクリックすると注に飛べるようになっている。このシステムは単純なようで実に重要な要素だったように感じる。

 

・音楽

OPは好き。だけど、年間5本の指に入るほどの曲かと言われると怪しい、そんな感じ。BGMはかなり好きな気がする…けど、プレイ後の興奮そのままで書いてるから正常な判断ができてるかは怪しい。

 

・グラフィック

正直な話をすると、これよりかわいい女の子が描かれたエロゲはいっぱいあると思う。が、何か気になるマイナス要素というわけでもない。

 

 

 

【感想】

10年程度前の作品で名作と呼ばれる作品はそれなりにプレイしてきたが、それらに負けず劣らず良いと思える作品だった。100点満点で90点以上はつけたいかな~と言った感じ。

 

まず、ロケットに関する知識が数多く集約されていてそれを論理立ててストーリーを作った脚本家に賛辞を贈りたい。これは本当にすごいことだと思う。僕みたいな素人どころか理系の知識は皆無の人でも楽しめるレベルに昇華させるのは並大抵のことではない。今回、知識欲が満たされたどころか航空・宇宙に関する事柄により興味を持つことができた。

そして、それに青春ものとしても完成度の高い内容を組み込んだことも本当にすごいと思う。個別ルート、特に夏帆(白っぽい髪の子)のルートは非常に完成度が高く、しっかり伏線も回収していて楽しめた。先にも述べたが、グランドエンドは本当にきれいな終わり方をしていたし、プレイ後に爽やかさを残してくれた。

 

 

 

【総括】

あまりエロゲをやらなくなって久しいが、実は2014年発売の作品はこの作品や、2年ほど前に感想記事を書いた『蒼の彼方のフォーリズム』、他2作品ほどプレイしている(それでも少ないが)が、この作品が一番良かったと言えるだろう。

興味のある人は是非プレイしてほしいと思う。

 

 

 

P.S.

僕の兄上は大学と大学院で航空宇宙学科に所属していたので是非プレイしてもらって感想を聞きたいのだが、絶対興味ないだろうし何より「エロゲプレイしてくれ」なんて切り出せない…。