ウズベキスタン旅行記
1.はじめに
今年、念願だったウズベキスタンに友人たちと行ってきました。
大学時代の友人と在学中から行こうって話してて、社会人2年目(2020年)に行こうと約束してたんだけど、例のアレのせいで今年になってしまった…。
何はともあれ結論から言うと僕が盛大に腹を壊した以外は素晴らしい旅だったので、長文・駄文になるかとは思いますがお暇な方はお付き合いください。
2.なぜウズベキスタンか?
本文に入る前によく聞かれるこの質問に対して答えておきます。
答えは…「なんとなく」です!!!!
と言うと元も子もないないので色々考えてみたんですが、なんとなく思いついたふわっとした答えだけお伝えしておきます。
世界史の授業で「シルクロード」って言葉は頻出で、その中でも「サマルカンド」という都市のすばらしさは資料集とかにもよく載っていた。
それでなんとなく見てみたいな~って思ってたんだろうけど、同じような考えの人が歴史学科という環境も相まって周りに多くいて、その中で話しているうちに憧れが強くなって…という感じだと思う。
そんな感じで、大学時代にヨーロッパの行きたいところは一通り行った感があったので、とにかく次に行きたいところと言えばウズベキスタン!!ってなったのかな~と思ってます。
答えになってます…?w
3.旅程
8/11 成田発→タシュケント着
8/12 タシュケント発→ブハラ着(国内線)
8/13 ブハラ市内観光
8/14 ブハラ発→サマルカンド着(鉄道)
8/15 サマルカンド市内観光
8/17 タシュケント発→翌18日成田着
4.旅行記本文
前談が長くなってしまったが、本文。
8月11日、週に1本だけあるウズベキスタン航空の直行便を使って首都のタシュケントへ。
僕含めて5人での旅行だったが、ほか4人は先行して韓国旅行して現地集合の予定だったのでこの段階では一人。(ちなみに4人のうち一人は旅行直前にコロナになって後ほど合流)
海外に行くのは大学卒業旅行の2019年以来で、成田空港も久しぶりだったわけだがめちゃくちゃに混んでた…。
余談だが、この時に朝飯として食った寿司がこの旅行で一番食費がかかった食事だったw
何はともあれ出発。特に波乱もなく9時間程度でタシュケント空港に到着。
空港での話といえば、、、
・到着ロビー内の両替がクソほど並んでた(先に到着していた友人から出発ロビー内に自動両替機があることを聞いていたので並ばずに済んだ)
・wi-fi使うのに電話番号が必要で、電話番号なしのeSIMを準備してた僕は詰んだ(ちなみにウズベキスタン国内どこでも電話番号認証求められる)
・税関の抜き打ち検査みたいなのに運悪く引っかかって荷物開けられた上に、僕が持ってた双眼鏡で税関職員が遊び始めた
という感じ。
特に最後のやつのせいで空港出るまでめちゃくちゃ時間かかった…。
空港の外で友人たちと合流し、出発ロビー内の自動両替機で米ドル→スム(ウズベキスタンの通貨で、ざっくり1円=80スム)の両替を行い市内へ。
市内に行くにはYandex Goっていうタクシーアプリを使ったんだけど、海外で使えるUberみたいなもんで、アプリ上で呼べて金額が明快に分かるからぼられる心配もない優れもの。
ただ、これも電話番号認証が必要で…。
この時点では4人で荷物もあるから2台呼ばなきゃいけないんだけど、物理SIM買って現地の番号入手してるやつが1人しかいなくて、詰んだ…かと思いきや僕は日本で事前に動作確認する際に日本の番号でアクティベートしてたので何とか使えた。天才///
ウズベキスタンに訪れる方はお気を付けて。
そんなこんなで何事もなく宿には着けたけど、この時点で18時前後だったから観光はなし。
夕食だけ食って寝よ~ってなった。
(頼んだサラダにしし唐があったから普通に食ったらただの唐辛子で悶絶したのは内緒)
あとはスーパーとかで水を買うなどしてこの日は終了。
12日、この日はブハラという街への移動日。
あれタシュケント観光は??と思った人、後々出てきますよ。
昼過ぎの飛行機ですごい微妙な時間だったため、観光は断念して移動に専念することに。
朝飯をホテルでとって、ゆっくりして空港へ。
特に何事もなくブハラ空港到着。
空港内本当に何もなかった…。もはやSIM売り場にも人がいなくてやってなかったし…。
宿に着いてとりあえず街中を散歩がてら観光することに。
すると…
\でーん!!/
突然街中にこんな立派な史跡みたいな建物が出てきてびっくりした。
中央アジアなんて来るの初めてだったので、こういうアラビアっぽさというか中央アジアっぽい建物を初めて見てすっげえ感動した。
でもこれはまだまだ序章に過ぎなさすぎることをこの後痛感する…。
ちなみに中はしょっぼい展示品がある以外は基本的にお土産物屋になってるし、めちゃめちゃ買え買えっていう圧がすごい。
の割には入口の何者かも分からんおばちゃんにそれなりのお金払わないと入れない。(言うて日本円にして100円するかしないかだが)
ここからさらに散歩すると…
\ででーん!!/
いや~~~
本当に圧巻でしたね…。
あんま言語化しづらいんで写真から読み取ってください(笑)
ちなみにメドレセは神学校のことで、この左側のやつは未だにその用途として使われているようだった。
あと右側のミナレットは上れなかったっす。
ひとしきり感動した後は夕食へ
そしてご飯食べている間にガイドブック読んでたらなんとさっきのカラーンモスクたちは夜にライトアップされるというじゃないですか…!!
というわけでそれを見に行くことに。
すげえ~~~の一言
唯一の疑問点は何でこんなラブホっぽいカラーのライトアップなの???www
ただただ感動しきりの二日目でした。
13日
この日は丸一日観光。
宿で朝食をとった後に徒歩で出発。
余談だけど、ウズベキスタン滞在を通して本当に日差しが強かった。
日陰に入れば日本よりはるかに涼しいし、朝晩は寒いぐらいなんだけど、日中の直射日光はマジで厳しいので訪問される方はお気をつけなされ。
しかもこれからの写真全て見ていけば分かるけど、雲がマジでない。だから日中はずっと直射日光に晒される。
何が言いたいかっていうとかな~り余裕を持ったスケジュールで動いてたので、だいぶ密度は低いですよって話。
観光地とまでは言えないけど、街歩きしている最中にちょくちょく良さそうな建物を見つけたので紹介。
これは名もなきマドラサになってる…。
で、目的地のイスマイール・サーマーニー廟に到着。
ここまで出てきた建物の中では外観は地味だけど、中央アジアのイスラム建築物では最古という歴史的価値があって、近代まで土の中に埋もれてたから破壊を免れたらしい。
写真だと地味やな~って感じだけど、いざ近くで見るとそんな昔に建てられたとは思えないほど外壁とか凝った装飾がされててすげえ~(こなみかん)という感じでした。
次にチャシマ・アイユブというところへ。
伝説に基づいた湧水が出てるところで、今も湧いてるので水を汲みにきてる地元の人がチラホラいた。
ちなみに湧水を飲んだ友人曰く、鉄っぽい味がしてクソほどまずいらしい。
中は水をテーマにしたちょっとした展示がある。
続いてはすぐ隣にあったバザールへ
まあ、要するに市場
これら人が途切れたタイミングで写真撮ってるから何とかなってるけど、基本的にはとにかく人がごった返しててぐっちゃぐちゃ。
当然ショップのマップみたいなのもないからどこに何があるか、自分がどこにいるかなんかまったく分からないし、現地の人はどうやって買い物してるんだろう…と。
雰囲気だけは楽しめたので、特に何を買うでもなく歩いてた。
続いて街中でひときわ目立つブハラタワーへ。
歴史的建造物以外であんまり背の高い建物がないので貴重な展望台って感じ。
と言ってもそんなに高いわけでもなくて、恐らく普通の建物の5~6階建て程度って感じかな?
だけど、やっぱり周囲の背が低いのでけっこういい景色を楽しめた。
タワーから下りたら目の前にあったモスクへ。
柱はクルミの木でできてるらしい。
ただ中は礼拝中で見学できなかった。そもそも見学できないものなのかどっちか分からなかったけど。
次も隣接するアルク城へ
中はモスクがあったり展示物が色々あったり。
それより外を囲む城壁が立派でそっちに目がいってしまった。
その後、一回休憩のためホテルに戻った。
で、ある程度ブハラ中心地の観光地という観光地は見切ったので、ガイドブックの端っこに書いてある謎の建物へ。
ちなみにこの建物上れる。
相変わらず正規の人間なのかよく分からん人にお金を払わなきゃいけないが…。
夕食をラビハウズという池のほとりでとった後、二夜連続でライトアップを見に。
そんなこんなでこの日は終わり。
続く14日。
この日はサマルカンドへの移動日。
ただ移動は午後なので午前中は少し観光へ。
といっても中心地は見終わっているので、少し離れた場所へ。
スィトライ・マヒ・ホサ宮殿というやつで、この地域の支配者が夏の間に滞在した宮殿らしい。
内部は英語のガイドさんがついてくれて、色々案内してくれてけっこう勉強になったし、興味深かったんだけど、如何せん僕の英語力がgmで内容の5~6割程度しか理解できなかった…。
やっぱり英語力って重要だねえ~
こういうシルクロードを伝ってきたもの!っていうの何か感慨深いよねっていうだけの写真。
少し時間が余った+お昼の時間だったので中心地のカフェで一服。
そして移動へ。
電車移動だったけど、異国の地の鉄道って不安すぎてついつい早めに行動しちゃうよね。
結果的に定刻より5分早く出発しやがったし…。
こうすると日本の新幹線とかの優秀さに改めて感心するのでした。
乗車時間は1時間ちょっとって感じ。
そして!ついに!!この旅メインのサマルカンドへ!!!
ホテルに荷物置いたらすぐにメイン中のメインであるレギスタン広場へ!
うおおおおおおおおおおおおおおお!!
すげええええええええええええええええ!!!!
ってなりました。
まあ、写真だとしっかりは伝わらないかな~とは思うけど、とにかく大迫力だし装飾の青は美しいしということだけは理解していただければなと。
広場に入るのにお金必要なんだけど、入ったら怪しいおっさんが一人7ドルでミナレット(塔)に上らせてあげるよ~って話しかけてきた。
とにかく怪しかったけど、せっかくだから上りたいしということで5ドルにまけてもらって上ることに。
具体的には上の写真の一番左、ウルグベク・マドラサの向かって右の細長い塔に。
すげえ狭くて暗くて急な螺旋階段を上ると半身だけ塔の上から出せるようにてっぺんに穴が開いてた。
半身しか出せないし、ウルグベク・マドラサそのものが邪魔になってそこまで写真映えする景色は撮れなかったけど、貴重な経験だったし肉眼で見る風景はとても良かった。
ただ螺旋階段があまりにも急で下りた後にすげえ足が痛くなった…。
圧倒的運動不足
で、下りた後はそれぞれのマドラサの内部を見た。
これまでのマドラサの例にもれず内部はお土産物屋になってるところが多かったけれど、真ん中のティラカリ・マドラサだけはちょいと凄かった。
金がすごいのもそうだけど、やっぱ装飾が一つ一つ細かくて色使いも美しいんだよね。
あとこの天井は球形に見える(写真だと微妙だけど)のだが、遠近法で書いてるだけで実際は平らしい。すごいよね~
ちなみに内部のお土産物屋はこれまでのマドラサによくあった本当に正規で営業してるのかも怪しいようなものばかりじゃなくて、ちゃんとした店舗っぽいのもそれなりにあって、やはりこの国一番の観光地なだけあるなと。
で、このレギスタン広場に入るのは19時までらしいけど、入ったら全然19時以降もいれるらしい。
ガイドブックに日没(19時半ぐらい)後にライトアップされると書かれていたので、それまでは広場内にいることに。
そして…
うつくしい…
いや~本当に言葉が出なかったっすね。
自分が海外旅行した中で本当に感動した景色って3つあって、
フィンランドで見たオーロラ
イタリアのヴェネツィア
だったんだけど、これに並ぶぐらい感動した。
(ただし応援するリバプールFCの本拠地スタジアムのアンフィールドに行った時を除く)
これからは上記にレギスタン広場を加えて四天王って呼ぶことにします。
この後、コロナで出遅れてた友人と合流するために広場から出た瞬間…
謎のライトアップショーが始まった!!
すっげえ明るい音楽とともに七色に光るレギスタン広場…
でも正直普通のライトアップのほうが落ち着いててよかったかな…
この後友人とも合流して夕食とってこの日は終わり。
ちなみに余談だけど、この友人はコロナ治ってすぐ来るという日程で、飛行機とるのも直前にならざるを得なかったので、ふっつーの航空券がなくビジネスクラスで来たらしい。
他にも宿のキャンセル代とかかかってるのにウズベキスタンモチベがすごい…
15日
この日は丸一日サマルカンド観光。
割とスケジュールがタイトかな~と思って、朝一で観光にでかけることに。
確か7時ぐらいから観光スタートさせたかな?
まずはティムール像へ。
昔サマルカンドを中心として大帝国を築いた人の像。世界史でもよく出てくるおっさん
でもティムール朝はウズベク人たちに滅ぼされたらしい。なんか悲しいね😢
続いてアミール・ティムール廟へ。
おっさんの墓
7時過ぎのクソ早い時間だったけどオープンしててありがたかった~
正規に人か知らんけど、ガイドっぽいおっちゃんがいたが、英語がクソすぎてマジで何言ってるか分からんかった。気を抜くと英語かすら分からんかった(棚上げ)
さらにこの廟からほど近いもう一個の廟、ルハバット廟へ
ムハンマドの遺髪を納めたという話もある廟らしい。
まあ、ぶっちゃけた話よく分からんかった。
でもここも朝早くからやってて嬉しかった♡
ここでいったん宿に戻って休憩と朝飯
このあたりから僕のお腹の調子がおかしくなってきた…
朝飯食ったらタクシーでウルグベク天文台へ
このウルグベクとかいうおっさんも世界史では出てくるんだけど、要するにティムールのおっさんの孫ですげえ天文学者でもあったらしい。
15世紀に1年の時間を計って、今の計測と誤差1分ぐらいだとか。
すごいね~
ちなみに上の写真の右側はウルグベク時代の天文台の現存する部分で超超巨大な六分儀の一部らしい。
六分儀がなにかって?僕もいまいちわかってないのでググってください・。・
再びタクシーに乗ってシャーヒズィンダ廟群へ。
こんな感じで立派な廟(お墓)がずらりと並んでるところ。
外見は立派なものが多いんだけど、中身は王妃とかだと立派だったり将軍の息子とかだとしょぼかったりで色々あっておもろかった。
続々と観光地へ行きます。
次はハズラティヒズル・モスクへ。
これまた礼拝中で入れなかったんだけど、モスクのテラスから見た景色はきれいだった。
次はショブバザールへ。
なんかブハラのバザールに比べてけっこう整然としてて凄い違いだな~と
相変わらず押し売り的なのは凄かったけど。
次はバザールの目の前のビビハニム・モスクへ
これがティムールが作らせたと言われる巨大モスクらしい。
確かに15世紀にこれだけのものができるとは凄いよな~と。
もちろん今の姿は最近修復されたものらしいが。
モスクの向かいにあるのがビビハニム廟。
どうやらティムールの第一夫人がビビハニムという名前らしく、彼女やその親族らが祀られてるとかなんとか。
ここで一旦宿の戻って休憩し、遅めの昼飯を食おうという話になるのだが…
お腹痛すぎる上についに体調も悪くなってダウン!!!!
いや~間違いなく食中毒によるウイルス性の胃腸炎でしたね~
最後には熱も出て下痢も止まらなくて…
こういう時に怖いのが脱水症状だったけど、幸いにもいざという時のために経口補水液やウイダーとか日本から持ってきてたので何とか耐えた…
解熱剤も持ってたしね!!
というわけで僕のこの日はこれにて終了;;
友人たちは昼飯食って、この日もレギスタン広場に行って、夕食とってフィニッシュしたらしい。
16日
翌朝なんとかギリギリ行動できるぐらいまで回復してた。
解熱剤優秀。
朝一で少し散歩した後に、この日はタシュケントへの移動を控えてたので宿をチェックアウトして出立。
乗った電車の写真撮るの忘れてたけど、前回のような高速鉄道って感じのじゃなくて寝台列車とかも連結されてるやつだった。
僕らはいわゆるボックス席的なやつでした。
約4時間かけて首都タシュケントへ。
到着ののちに宿へ。
これが宿泊したホテルウズベキスタン。
何がとは説明しづらいんだけど、なんか見た目にソ連っぽさあるよね~
っていうかホテル名、日本にあったら「宿 日本」だけどそれでええんか???w
余談だけど、現地で宿泊費用をクレカ払いしたらその場で決済が済んだという証みたいなものをスマホのアプリ上とかで見せてくれと言われた。
理由はたまに決済がうまくいってなくて料金回収できないことがあるかららしいけど…
いや~そんなものないっすwww
アプリ上での管理みたいなのあるけど、普通けっこうラグがありません?
僕が使ってるのとかクレカの公式のやつだけど、3日ぐらい遅れて反映される…。
なので「ねえよバーカwwww」って言ったけど、なかなか引き下がってもらえずめんどくさかった…
海外だと普通にあるのかねぇ…??というか日本でも割とあんのかな???
荷物置いたら散歩へ。
ホテルの目の前にあるティムール像(どんだけティムール像あるねん)
左奥にチラッとホテルウズベキスタンが見えるでしょ?|д゚)
これまた近くにあったティムール博物館へ。
外見も内装も立派だったんだけど、けっこう展示はしょぼいというかスカスカ。
もうちょっと何とかならんかったかな~という印象。
この日は散歩して地元のスーパー行ったりお土産買ったりして終了。
夕食は近くのレストランでシャシリク(お肉焼いたやつ)食べたりしました。
まだ体調万全じゃなくてまともには食えなかったけど…
17日
最終日!!!
飛行機は夜の便なのでタシュケント観光の日。
朝ホテルで飯食った後にチェックアウト済ませ、宿に荷物預けて観光へ。
まずはタクシーでミナールモスクへ。
ずっと歴史的なもの見てたから近代の建物で中央アジアちっくなものというのもなかなか新鮮だし、割と好きだった。
続いて早めの昼飯へ。
ネットにけっこう混むと書いてあった中央アジアプロフセンターへ。
プロフっていうのがウズベキスタン界のピラフみたいなやつで、けっこう地域によって色々タイプがあるらしい。
実はブハラ二日目の昼飯でも食ってたんだけど、僕は体調崩したせいでサマルカンド風は食べられず、ようやく2種類目のプロフ。
タシュケント風は写真の通り、グザイをぐっちゃぐちゃにして混ぜて作り、上から羊肉を盛り付けて、最後に色々オプションを乗せるみたいな感じ。
今回食ったのはうずらの卵と馬肉ソーセージ(お皿の右奥)のオプション付き。
これけっこううまいんだけど、油がぎっとぎとでけっこう重たくてきつい…。
腹の調子が万全じゃなかったのもあって完食できまへんでした…。(ブハラではちゃんと食べれた)
割とこういう油にお腹やられた説もあると思ってる。
昼飯後はハズラティ・イマーム広場へ
こういうイスラム建築が何個か立ち並んでる広場って感じ。
モスクは内部見学できないらしいんだけど、マドラサは例のごとくお土産物屋になってた。
そしてまたまたバザールへ!!
ドーム状の建物の中は生鮮食品がこうやってずらーっと並んでて、その見た目はなかなか圧巻。
そして、建物の奥には雑然とした市場群がずーっと続いててなかなかの規模感で面白かった~。
そして押し売りはすごいけど、最後まで何も買わずに耐えたw
次は地下鉄駅探索。
日本の地下鉄駅って中の装飾が立派とかってことほぼないと思うけど、タシュケントの地下鉄はなかなか立派なものが多いとガイドブックに載っていたので。
実際、駅それぞれでかなりテイストが違ってこれはなかなかに面白いな~と。
上の写真の左のとかは宇宙をテーマにしたデザインで、壁面には宇宙に関連した偉人の肖像画が描かれてあったりだとか。
これはタシュケントに行ったらけっこうオススメです。
ここでウズベキスタン界ではちょっと高級そうなカフェで休憩。
うまかったけど、いっぱい600円程度したりとそれなりにお高かったw
まあ、この旅通して食事は酒飲んでお腹いっぱい食っても一人頭1000円するかしないかみたいな物価で過ごしてきたからちょっと驚いた。
休憩終わったらナヴォイ劇場へ!!
ここは大戦後、シベリア抑留時に日本兵が建築に従事したオペラ劇場らしい。
これにて観光終了!!!
宿に荷物取りに行って空港へ。
友人に宿からもらった滞在証明(レシート)とか持ってる?出国審査の時に聞かれるかも???
とか言われたけど、一切そんなことなくて助かった。なんなら自動ゲートでした~
またまた余談だけど、保安検査抜けた先に免税店がちょくちょくあったんだけど、制限エリアになった途端に物価が爆上がりしてたwww
しかも値段の表示がなぜかユーロ・・・
市内で米ドル使えることはあったけど、ユーロはなかったんだが???
残ったスムを使い切りたかったんだけど、店の人に聞いたらふっつーにスムでも払えました~
じゃあ何でユーロで値札ついてんのや!!!!
という感じで特にトラブルもなく搭乗。
翌19日の朝10時頃に着いて旅行終了!!!
5.おわりに
いや~本当に楽しかったっす。
初めての中央アジアということもあってこれまでまーったく触れたことない文化の建物や街の雰囲気に触れることができてすごい新鮮でした。
結果的に腹壊しちゃったけど、衛生的にすごい汚いと感じることは少なかったし(当然日本には劣るけど)、治安もかなり良いと感じたので総じてすごいオススメできる国だな~と。
後悔があるとすればウズベキスタン内にヒヴァっていうもう一つ観光都市があって、そこに行けなかったことですかね。
旅程立てる際に、ちょっとほかの都市と離れてるから厳しいかなーと思って外しちゃった。
結果的には割と余裕のある日程だったので詰めればふっつうに行けましたね。
ただ、僕が体調崩したのもそうだし、あんま無理して動いて慣れない地でさらに体調崩したりするのもアホ臭いから仕方なかったかなーと。
すぐに再訪することはないにせよ数十年後とかにまた訪れて次はヒヴァにも行きたいなーと思っております。
これから行く人で、弾丸旅行余裕という人は是非サマルカンド、ブハラ、ヒヴァと訪れてみてくださいな。
あとはこの記事のことで言うと、けっこう同行者の顔とかが写っちゃってて載せられない写真とかも多く、紹介したいけどできなかった景色やポイントが多かったのも反省です…。
そういう面では一人旅だと気にしなくていいからやりやすいんだけどね~
これにて旅行記終わり!
長文失礼致しました!!!
次はトルコとかギリシャとかエジプトとか(あとロシアとか)に行きたいな~~~
その前にもう一回イギリス行ってサッカー観戦しないと~~~
ポケモンSV環境 シーズン1使用パーティ(最終)
皆様あけましておめでとうございます。
さて、XY以来久しぶりにポケモンを対戦まで真面目にやっているのですが、これがけっこうおもしろい。
メガシンカはそこそこ、ダイマックスはあんまり好きじゃなかったけど、テラスタルはなかなかに良いシステムだな~と
そんなわけで前置きは置いといて備忘録的に使用したパーティの紹介と、雑感などを少々
【パーティ】
ボーマンダ@珠
げきりん/ダブルウイング/流星/放射
(調整は色々変えてたため割愛)
テラスタイプ:ドラゴン
相棒枠
珠テラス流星を押し付けて、Cダウンしたところを狙ってくる相手にはげきりんで負荷かけていく。といいつつテラスタルはあんま切らなかった。
器用に動けて選出率も高めだったけど、ほかでテラスタル切りたいことが多かったし、最速やスカーフサザンに分からされることが多かったから鋼とかフェアリーでも良いかも。
あと持ち物スカーフも試すべきだったかな?
ガブリアス@ラム
201-164-116-×-105-169
テラスタル:フェアリー
ステロで起点作成も剣舞で終盤の抜きエースもやらせる欲張りセット
ドラパやサザンに対してテラスタル切って、ステロ→引いてくるところに剣舞して圧かけるみたいな動きがそれなりに強かった。
H-Bはテラスタル切らなくても補正なしA252ドラパのドラゴンアローを高乱数で耐えるところまで振って、Sを最速、残りA
この型だとげきりんがクソ弱くて最初は流星ガブも考えたんだけど、やっぱ数値が足りなくてアレだった。
種族値の暴力で当然強くて選出率もそれなりだったんだけど、やっぱ一考の余地ありの枠
水ロトム@メガネ
ドロポン/10万/ボルチェン/トリック
(調整は色々変えてたため割愛)
テラスタル:でんき(正直何でもいい)
サイクル回す要因
特に言うこともなく活躍してくれたけど、強いて言うなら後述のマスカーニャにもトリック持たせてたからここがいらなかった気がする。
テラスタル切った回数は0なんで、何でも良いっす。
選出率はそこそこ
ハッサム@鉢巻
バレット/とんぼ/どろぼう/ダブルアタック
175-180-133-×-108-86
テラスタル:鋼
今回のエース
最後に削れた相手にテラスタル鉢巻テクニシャンバレパンを押し付けていくのがクソつよだった。
調整はH-BをミミッキュのA2↑シャドクロ→かげうちを耐え、サザンの流星→流星を耐えるところまで振った。(前者は珠が多くてあんま意味なかったが)
ダブルアタックはテクニ補正も乗ってかなり火力出るし、身代わり対策にも使えるなーと思ってたけど、ゴーストが多い環境で一度も打たなかったし再考の余地あり。
最初は剣舞型で使ってたけど、とんぼもかなり打つから鉢巻のほうが強いと思う。
選出率高め
サーフゴー@おんみつマント
ゴールドラッシュ/シャドボ/身代わり/悪巧み
163-×-124-176-112-149
テラスタル:ひこう、ノーマル、ゴースト
積みエース枠兼変化技対策
ここまで5世代感満載のメンバーだったので新ポケ使おうと思って入ってきた
特性も種族値もタイプも強くて序盤はどんどん選出してたけど、やっぱ露骨にメタられてて終盤はほとんど選出しなかった。
調整はあんま覚えてなくて、ガッサ意識で振ったはず。
Sは最速。すぐ下にカイリューやらギャラやらいて、すぐ上にロトムいるし準速ミミッキュ抜けるようになるから最速取ってた。ここは色々あると思うけど、活きたことも多かったと思う。
テラスタルはマジで難しい。テラピースたくさん使わされた挙句に元のゴーストに戻ったけど、これも絶対違う。何が正しいか教えて…
マスカーニャ@スカーフ
トリックフラワー/はたき/とんぼ/トリック
151-178-91-×-90-175
テラスタル:くさ
かわいい枠()
有利対面でとんぼよし、受け対面でトリックよし、終盤に高いSから全抜きよしと思ってた以上に器用だった。
最初は草の通りも悪いし耐久も低いからとあんま選出してなかったが、強さが分かった終盤はガンガン使ってた。
テラスタルはほとんど使ってなかったが、強いて言うなら草じゃなく悪もありだったかなと。
あと特性も変幻自在じゃなくて深緑でもありだったかも。トリックでエスパータイプになる動きがクソ弱かった。
とんぼの火力が上がるのは強いからどっちもどっちだが…。
種族値見た時はタスキ以外ありえんと思ったけど、スカーフで大正解だった(おかげでマンダ・ガブのスカーフが試せなかった)
【戦績】
最終24-10でマスボ級に上がったところでストップ
年末年始は祖父母宅に行ったりであんま対戦する機会なかったのと、シーズン序盤は育成やらパーティ決めやらでもたもたしてた。
最初の10戦ちょいはしっかり考えて、紹介したパーティから半分ぐらい違うメンツで戦ってたんですが、如何せん負けまくって…
低レート帯なのに勝率が5割程度。
パーティが鬼のように弱かったってのはあるんだけど、僕の知識不足によるプレミやただただ単純なプレミが多すぎた。
例を挙げると
・鋼に対して悪やゴーストが半減だと思って負け
・ドオーのちょすいを知らずに負け
・コノヨザルを見た目でS種族値70ぐらいだと思って負け
・テラスタル切れば勝ちの場面で存在を忘れてて負け確だと思い投了
ということが頻発。
これは負けに繋がった直接的な原因で覚えてるもので、試合途中にも似たようなものがちょくちょく
これじゃあ勝てるわけないわ、という感じだったけど授業料ということで割り切り。
対戦動画見て勉強しつつパーティを先述のものに変えて心機一転したところからそれなりに勝てるようになった。
うろ覚えだけど、パーティ変える前が7-6とかだったから変更後は17-4とかかな?
パーティ変更後もミスがなくなったわけじゃないけど、意識したら割と減らせたし、負けに直結するミスは一回だけ(相手がテラスタル切ってたの忘れてて、テラスタル読みの行動をして負け)だったし、やっぱ知識と意識って大事だなと。
【雑感】
上位帯で戦ってないから環境とかはよく分かってないけど、ドラゴンが強いのは5世代の亡霊の僕からするとだいぶ楽しかった。
メガシンカやダイマックスがなくなってトリックの通りが良くなったのも〇
次シーズン以降もそんなガチではやらないと思うけど、時間を見つけたらちょいちょい対戦していきたいなーと思ってる。
ただ過去作が解禁されると7、8世代のポケモンのことまた覚えなきゃいけないし、大変だからやめてほしいなーとw
あと剣盾時代にあった禁伝環境はあんまりやりたくない。特殊ルールなら良いけど、それ一本はおもんないかなぁ
それでは長々と失礼しました。
今年もよろしくお願い致します。
図書館の大魔術師
その昔、書物は金と同様の価値を持っていた。
小さな村で姉と2人、貧しい暮らしをしていた少年は本の都“アフツァック”に憧れを抱いていた。そんなある日、一人の司書と出会い、運命が大きく動き出す──。
(アフタヌーン公式より)
最近人に勧められて読みました。
これは…
なんていうか…
「面白い」か「面白くない」かで言うと間違いなく前者なんだけど、「面白い」という言葉だけで片付けるのが難しいというか。
この作者はどこまでこの作品の世界観、物語の展開、キャラクターを考え込んで描いているのだろうと本当に不思議になる。
明らかにここからどんどん話が展開していくのにまだ6巻だから、
「この作品は間違いなく名作です!!!」
とは言えない。
だけど、きっと作者が今考えていることを全て出し切ったらとんでもない作品になるんじゃないだろうか…そんな予感はしてならない。
今の段階でも十分面白い漫画と言えるし、何よりここから追いかけていくのが楽しみすぎる漫画。
なんか感想記事を書く予定だったけど、自分の稚拙な文章じゃ物語の説明も感情の言語化もとても出来る気がしないので気になった方は是非読んでみてください。
(今のところの)
・世界観の作りこみ
・物語の展開
・キャラクター設定
・絵
・これからの展開が気になる物語構成
これら全てに舌を巻くことになると思う。
メダリスト
年末に読んだスポコン漫画
夢破れた青年・司と、見放された少女・いのり。
でも2人には、誰より強いリンクへの執念があった。
氷の上で出会った2人がタッグを組んで、フィギュアスケートで世界を目指す!
フィギュアスケートを題材としたスポコン
スポーツ観戦は好きだけど、正直フィギュアスケートは好きじゃないから敬遠してたものの、友人に勧められて読んだ
そしたらまあ面白いこと
そもそもスポコンみたいないわゆる"熱いお話"が個人的に好きというのはあるけど、フィギュアスケートという題材がここまで面白くなるとは思ってもなかった。
フィギュアスケートがスポコン漫画として面白い要因を考えてみた。
①ステップアップの段階が明確
〇〇回転のジャンプが飛べるようになった!とか上達の段階が明確で分かりやすい。
野球で〇〇kmの球が投げられるようになったも正直あんまピンとこないし、ましてやサッカーで〇〇mの距離からすごいシュート打てるようになったとかマジで上達の段階が分からない。
そこを明確にできて、主人公がうまくなっていってるのを読者が実感しやすいのは大きいと感じた。
②プレイヤーとコーチの距離が近い
個人種目だし、何より選手としての適齢期がほかのスポーツと比べてかなり低いからコーチと二人三脚でうまくなるという描写がしやすい。
そのことが"熱いお話"を展開しやすくしてるような気がする。
野球やサッカーも監督のおかげで~みたいな展開は描けるけど、やっぱり一対多だし、何より監督のおかげで剛速球投げられるようになるわけでもすごいシュートが打てるようになるわけでもない。
その点、特にこの漫画は「コーチのおかげで〇〇回転のジャンプが飛べた!」みたいな描写がうまくてすんなり読者に入ってくる。
③動きやスピード感の表現のしやすさ
もちろんこれはこの作者の妙だな~っていう点はある。
ただ野球でスピード感表現できるものってせいぜい球とスイングと守備ぐらいなもんだし、サッカーは競技としてのスピード感を表現しようとするとピッチを広く描くしかない。
その点、この競技は個人が速く滑り、高くかつきれいにジャンプやらスピンやらステップやらを決めるというのを描ける。
繰り返しになるけど、競技としての特性だけじゃなくてやっぱ作者がうまいな~と思う点でもある。
とこんなところだろうか。
とにもかくにもあんま好きじゃないスポーツを題材にした漫画がこんなに面白いんだと驚くばかりで長文を書いてしまった。
スポコン漫画が好きな人には強くオススメをしたい作品でございます。
乙嫁語り
美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……? 『エマ』で19世紀末の英国を活写した森薫の最新作はシルクロードの生活文化。馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きるキャラクターたちの物語!
19世紀の中央アジアに生きる人々の生活を描く物語。
タイトル通り色んな嫁ぎ話を描いてる。
特に物語の主題やら目的やらがあるわけじゃないからある種日常系の漫画って感じ。
自分は大学も歴史系だったし、ずっとウズベキスタンとか行きたいなーって思ってるぐらいだから世界観はすごい好き。
ただあまりに日常系っぽいお話ばかりでここから最終的にどうやって話をまとめるのかなーってのが気がかりというか。
本当に日常系の漫画を作者が向かってるなら物語の起伏がなくても全然いいと思うんだけど、日常系にも話のまとめ方は何かしら必要なわけで(例えば学園ものだったら卒業だとか)
この世界観の中でそこら辺をどうしてくるかすごい楽しみな作品です。
葬送のフリーレン
サンデーで連載中の漫画
魔王を倒した勇者一行の魔法使い・フリーレン。彼女はエルフで長生き。勇者・ヒンメルの死に何故自分が悲しんだのかわからず、人を“知る”旅に出る。フェルン、シュタルクと“魂の眠る地(オレオール)”今は魔王城がある場所を目指す。
悠久の時を生きる魔法使いたちの、本格“後日譚(アフター)”ファンタジー!!
サンデーの公式HPより
結論から言うとめちゃくちゃ面白い。
というか好き。
上のあらすじにもある通り長寿の主人公フリーレンが人間との寿命の差を感じつつも旅をしていく的な物語なんだけど、
目的があるようでないようであるようなストーリーってとても好き。
何言ってるか分からないと思うけど、「人を知る」っていう目的がありながら旅をしてるんだけど、決して場面場面を切り取るとそれが主目的ではないというか。
だからこそ色んなキャラクターの色んな感情の機微が見え隠れしたり、いろんな場面や心情を描くことができてる。
それでいて世界観や最終目標はしっかりしてるから物語がぶれてない。
物語の方向性は全然違うけど、『ARIA』みたいな。
久しぶりに誰にでもオススメできる漫画だなーと思いました(こなみかん)
暁のヨナ
この記事で初登場の少女漫画
某漫画アプリで公開してたのがきっかけでつい全巻買って読んでしまった。
ストーリーを語ってしまうとネタバレになってしまう要素が色々ありそうなので多くは語らないが、少女漫画要素と少年漫画要素が良い感じにバランスが取れてる作品だと思う。
もちろん少女漫画要素は多分にあるので主人公の女の子の周りにイケメンがたくさんみたいな感じだけど、そういうのが苦手じゃなくて、中国(東アジア)風の冒険ものが好きな人には本当にオススメ。
おそらく舞台は古代~中世の韓国(高句麗とか?)なのだろうけど、そういうのも含めて歴史好きの僕にはすごく刺さった。
何より主人公のヨナが一番かっこいいし一番かわいいし、そのバランスがすごく良いと思う。
五月雨式になってしまったけど、本当にオススメです。
けっこう昔から連載していて、まだ続いている作品だからこれからにさらに期待したいなと。
どこを終着点とするかけっこう読めない感じなのがまた良い(何パターンかこんな感じで終わらせるのかなーというのはあれど、どれを選んでも全然不思議じゃない感じ)
是非読んでみてね