旅行にオススメの欧州都市3選(メジャー編)
最近旅行できてないが故に旅行欲求が高まったので何か記事書こうかなーと突然思い立った次第
趣味が旅行と言うと「今まで行ったところでどこが良かった?」とよく聞かれるんですが、この質問をする人って
A. とにかく行った場所で最も良かったところが聞きたい
B. 普通の人が行くようなところはどうでも良いから旅行好きならではの珍しい場所の話を聞きたい
のかどっちなんですかね?
そんなに深い意味を持って聞いてる人はそんないないってのは分かってるんですが、いつも迷っちゃう…
ということで今回はメジャーな都市とマイナーな都市(区別は独断と偏見)で分けてみました。
ちな「欧州」都市なのはアメリカと台湾とアフリカ諸国を除くとヨーロッパしか行ったことないから(トランジットは除く)
相変わらず前置きが長い…
他の色々の話はあとがきにするとしてとりあえず本編いきます。
言わずと知れた水の都
ただただ美しい、その一言に尽きる
本当に水路が町中に張り巡らされてて至るところで美しい景色が見れる。
上から眺めても美しい・・・
そして旅行で忘れちゃいけないのが食事!
イタリアという国全般的にそうだけれど、どこも飯がうまい!!
まーじで大事。
しかも日本人が多いから日本語メニュー置いてあるところもけっこうある。
行かれる前には漫画『ARIA』で予習をオススメします。
また、以下の記事もオススメ(宣伝)
サグラダファミリア、以上
と言いたいぐらい魅力がある。が、それだけに留まらないのがこの街の良いところ。
まず飯がうまい(またかよ)
パエリアが最高でした
サグラダファミリア以外にもガウディ建築に興味がある人は本当に面白いと思う。
そうじゃなくても町中歩いてたら結構立派な建物見るし、街の雰囲気込み込みですげえ好きだった。
最近話題のメッシがバルサ時代にカンプノウ行けたのもポイント高し
マドリードと迷い枠
ただマドリードはトレドとか近郊の町込みの良さみたいなところある気がしたのでバルセロナにした
(この旅行記事にしてると思ってたらしてなかった顔)
③プラハ
ビールの街
ビール好きにはたまらない
別にビールだけが取り立てて好きなわけじゃないけど、一日3Lぐらいはビール飲んだ
そして安い
というのは半分冗談で、町並みがきれい
ヴェネツィアとはまた違ったきれいさがある。
特に上の夜景とか本当にきれいだった
それでいてプラハ城を初め、観光するにも飽きないし、何より上記二つの都市(というか国)と比べて治安が良い
町並みがきれいすぎて観光客が全く行かないような地区まで散歩したけど、歩いててやべえ…ってなるような場所はマジで見かけなかった。
飯は上記二つと比べるとそこまで…だからヨーロッパに初めて行く人にはそこまでオススメしないけど、もう一度行きたい度合いでいうと上二つに勝るとも劣らない、そんな感じ
この記事、ポーランド編に続くとか書いておきながら全く続いてないのウケる(笑)
あとがき
これ以降興味ない人は見なくていいですが、「あれは何で3選に選ばれてないの…?」という人用につらつらと
イギリス諸都市
幼少期住んでたせいであんまり「旅行」という観点で見ることができない+大学時代はほぼリヴァプールの観戦に行ってたせいでアレ
パリ
幼少期に長期休みの度に連れて行かれてはルーブルとかガキがクソほど興味ないところ見させられてマイナスの思い出が割と多い。今考えると贅沢なんですけどね…。まあ、プラスの思い出ももちろん多いので良いところなのは間違いない
ベネルクス三国
単純に選外。別に悪い思い出ないし、それなりにプラスな思い出も挙げられるけど、3選に入れるほどじゃない
ドイツ諸都市
旅のついで見たいな感じで行ったベルリンとミュンヘンしか知らないし、そんなちゃんと観光してない・・・
スイス諸都市
何か特定の街がオススメ!って感じじゃなくない?
強いて言うならツェルマットが非常に景色良いところだったのでオススメ
ウィーン・リスボンあたり
以上です。マイナー編に続くといいね
夢喰いメリー
きっかけは2011年にやってたアニメで存在を知ってそこからずっと単行本を買い続けてきてた漫画。
昨年末に最終巻が出て買ってはいたんだけど、なんとなく手をつけてなかったから久しぶりに全部読み返してみた。
ストーリーは夢の世界の魔物的なものが現実世界の人間の夢に現れて夢を喰っちゃうからそれをどうにかしなきゃーって言いながら、ヒロインであるメリー(夢の世界から現実の世界に迷い込んでしまった的な人)を元の世界に戻してあげるために主人公たちが何か頑張るといったもの。(超ざっくり)
全体的に面白いかと聞かれたらまあまあって感じ。
点数なら70点ってところ。
よくありがちなどんどん話が大きくなりすぎて訳わかんなくなるけど、あり得ないような引き延ばしがあるわけでもなく、伏線は一応ほぼ回収してるし、面白いは面白い。
ま、よくあるバトルものが良くも悪くもしっかり完結した感じだと思ってもらえればいいかと。
「面白い漫画ない?」って聞かれて薦めることはないけど、「昔アニメ見たから気になる」とか「絵が好き」とかで興味があるなら是非読んでみてね、とは言える十分な作品だったなーと。
そんなわけで興味ある人は全24巻と少し長いけど読んでみるのはいかがでしょうか。
P.S.
あんま覚えてないけど、アニメはクソおもんなかったから見る必要ないです。
(じゃあ何で当時の僕はアニメきっかけで漫画買うようになったんや)
ただOPの『Daydream Syndrome』はかっこいいので是非聞いてください。
無能なナナ
エロゲ界隈ではあの『車輪の国、向日葵の少女』や『G線上の魔王』で有名なるーすぼーい氏が原作を務める漫画。
(あんまり知らなかったけど)比較的最近アニメもやってた。
かくいう僕も『車輪の国、向日葵の少女』は『G線上の魔王』大好きで、るーすぼーい氏の一ファンだと言っても過言ではない。
特に前者は好きなエロゲでも三本の指には入るし、「一番衝撃を受けたエロゲはどれか?」と聞かれたら間違いなく車輪を選ぶ。
そのレベルで好きな原作者だが、前々から気になっていた作品だけどなんやかんやきっかけがなく読むタイミングが今になってしまった。
ファーストインプレッションとしては「ああ、これはるーすぼーい氏の作品ですわ~」って感じ。
氏の良いところが全面に出ている気がする。
ストーリーをここで語ってしまうと初手からネタバレになってしまうから気になった人はぜひ読んでもらいたい。一巻で合う合わないが決まると思う。
僕は自信を持って皆さんにオススメできる漫画だと感じたので、これからの展開に期待したい。
ただしこの手の作品って終わり方がダメだと全てがダメに見えてくると思うからるーすぼーい氏の手腕に期待したい。
ブルーピリオド
最近kindleで全巻購入して読んだ。
ちょっと不良でまあまあ世渡り上手な要領の良い高校生が、それまで全く触れてこなかった美術に触れて藝大を目指すというストーリー
話題になっていてなんとなく気になっていたが、友人の家に行った時に1巻だけ読んだのがきっかけで全部買った。
まだまだ連載中で名作か否かを判断するのは時期尚早な気もするけど、
感情の機微やらを表現するのがうまい。
きっと主人公もごくごく一般人からすれば「天才」という部類のやつなんだけど、
彼にとっては全くそんなことなくて、それが故の苦悩とか。
おそらく主人公にとっての「天才」もきっと主人公と同じような悩みを抱えているはずだけれども、そうやって上を見れば見るほど苦しくなっていくってのは、上を見ている者の特権でもあるんだなーと思ったり。
そんな感じで読んでて苦しい話とかもなかなかに多いけど、
何かしらで心が動かされるストーリーが多い本作品、
とてもオススメです。
一応は進学校という体の我が母校から珍しく藝大に行った彼はどうしてるかなーと思ったりもしたわけです。
2021年
皆様、新年あけましておめでとうございます。
昨年は仕事が忙しく、さらにコロナも重なった関係で特に何もできませんでした。
まあ、コロナは完全に言い訳で旅行も行ったし、何かやろうと思えば今の時代ネット上でもなんでも行動を起こせたとは思ってます。
なので今年は何でもいいので何かやろうかなーと。
別に真面目なことじゃなくてもゲームをオンライン上で友達と一緒に熱中するとか、
面白い本や漫画をひたすら読むとか。
とにかくプライベートの時間を無気力にぼーっと過ごすのではなくて、
「休日なにやってた?」という質問に即座に返せるような何かを見つけたいなと。
そのためには新しいモンハンには期待してます。
皆さん、一緒に狩りしましょう。僕は仕事忙しくて休日以外は絶対にゲームできないので、休日に寄生させてください(クズ)
さて、こうは書いたものの昨年を振り返るとそこまで悪くはない一年でした。
仕事は相変わらずゴミでしたが、
僕の応援するリヴァプールFCが30年ぶりにプレミアリーグを制覇したり、
仲のいい友人が結婚したり、ずっと行きたかったライブに行けたり。
周囲から見れば大したことじゃないけど、仕事以外に特にマイナスと言えるマイナス要素がなく、小さなプラスがたくさん積み重なった年だったかなーと。
そんな去年より良いと思える年にするには、
ネット上でしかつながっていない皆さんとゲームをするとか
通話するとかTwitterでやり取りするとか
そんなちっちゃなことでも楽しいことを積み上げていきたいなーと
思っておる次第でございます。
出来るだけTwitterを見るように、つぶやくようにしたいと思っておりますので、
見かけたら是非かまってやっていただけると幸いです。
(本ブログも去年はエロゲの感想が2本だけなのでもう少し触りたいと思ってます)
最後に本年もよろしくお願いいたします。
のけ
【ゲーム感想・評価】『9-nine-』シリーズ
《今回もネタバレありです》
2017年4月に第一作が発売されてから先月に最終作が発売され、完結したぱれっとが送る4部作(?)
『9-nine- ここのつここのかここのいろ』
『9-nine- そらいろそらうたそらのおと』
『9-nine- はるいろはるこいはるのかぜ』
『9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと』
GWに暇だったのでとりあえず一気にプレイしてみました。
プレイのきっかけはなんとなく。
強いて言うなら和泉つばす先生の絵。
4作一つ一つの感想を書いていくと面倒なのでいつもと違う感じで、ざっくり言語化していきます。
まずシリーズ全体の評価としては
85点
まあ、点数は何となくの感覚で決めてるんですが、一応この点数に至った経緯をつらつらと書いていきます。
まず、総評としてこのゲームは
「現代エロゲの集大成」
っていう印象を強く持ちました。
いや、めっちゃ良さそうやん。って感じると思いますが、良くも悪くもです。
理由は後述します。
まず、優れている点…というかあんまり目立った欠点がないです。
4部作というのを最大限に活かして起承転結がしっかりしている。
第一作では全くの謎だらけの展開が徐々にわかるようになっていく伏線の回収。
最後に待っている熱い展開。
という風にストーリーは問題なく良い。
音楽もOPEDは良いし、BGMも問題なく良い。
キャラクター性もしっかりしてるし、和泉つばす先生の描くキャラはかわいい。
声優も(僕の好きな沢澤砂羽さんが起用されているというのもあるが)素晴らしいメンツ。
システム周りも問題ないし、分割商法故に「前作の話忘れちゃった」というユーザー向けのシステムもストーリーに違和感なく溶け込ませている。
(僕は基本的に興味ないんで飛ばしてますが)エロもかわいい絵とキャラが動くアニメーションでそれなりに充実してると考えていいんじゃないでしょうか。
要するに一つのエロゲとしてみたときに「分割商法であること」を除いて特に不満が出てこない。
ラスボスの詰め甘すぎない?とか細かいことはあってもそんなには気にならないです。
おそらくシナリオゲーが好きな人、キャラゲーが好きな人、エロゲ初心者などなどエロゲに少なからず興味がある人は(抜きゲーにしか興味ない人を除いて)多くの人が楽しめる作品ではないでしょうか。
少なくとも僕はオススメできます。是非プレイしてみてください。
と、絶賛するのはここまでで(ここからネタバレ要素が濃くなります)
「現代エロゲの集大成」と表現した理由は、どこかで見たことがあるようなシナリオ・展開・システムを総動員した作品だからです。
恐らくそれなりに美少女ゲームをやった人がこの作品をプレイしたら多くの人がそう思うんじゃないかなーと思ってます。
たとえを挙げるのであれば
過去に遡ってやり直すというシステムは『STEINS;GATE』
ある日登場人物が異能に目覚めてという厨二病的導入は『11eyes』
登場人物がプレイヤー自体に話しかけてきて物語を構成するという演出は『君と彼女と彼女の恋。』
上に挙げたもの・作品に限らず何かしら既視感を覚えるものばかりです。
別にこれがパクリだとか、それがつまらんとか言うつもりは全くないです。
それにプレイヤーが面白いと思う要素を詰め込みまくって、うまくまとめて、実際に面白い作品に仕上げたのは手放しで称賛できる点です。
ポケモンの結論パでも単体単体は全く普通の性能してても、それをうまく組み合わせて強いパーティーを作る人ってすごいじゃないですか。特に目新しいギミックがなくても
ただ、要するに新しい刺激みたいなものは一切ない。
シナリオ展開や世界観として唯一無二性やシナリオライターによる強い主義主張、そういうものは全て放棄している。
人気が出るであろう要素を詰め込んだ商業性の高いエロゲとして仕上がっている。
正直な話をすれば、「完全に目新しいもの」までは求めないにせよ、物語に作り手の考えや意見、主張を少なくとも感じたいなと自分は思っている。
上記の理由からかわからないけれど、今回の作品はそういうの一切見えなかったんですよね。
それがなんというか………誤解を恐れずに言えば「気持ち悪い」と感じてしまった。
「面白いと感じられるのであればそれでいいじゃん」と言われたらその通りなんだけど、なんか自分の中でストンとこなかったです。
長々と書いてしまいましたが、やはり最終的には素晴らしい作品だったという結論に落ち着きます。
ロープライスによる分割商法
長いエロゲの歴史で積み上げてきたノウハウを結集させたような作り
キャラゲー好き、シナリオゲー好き、どちらにも歩み寄った作り、マーケティング
これらの全てが今後のエロゲ業界の一つの指針になるのかなーと思っています。
繰り返しになりますが、いくら目新しくないとは言え、「面白い要素をかき集めて一つに集約して面白いものを作る」というのは生半可な技術で出来ることとは到底思えないです。
それを見事に一つの「集大成」として作り上げたぱれっとを初め、作品制作に関わった人たちに最大限の賛辞を。
何か意味深な終わり方してたし、続編やFDやるなら買います。(あの終わり方で良いと思うけど…)
GW、楽しませてもらいました!!!
あと一日何しよう・・・
P.S.
分割商法はクソ(商法で点数5点以上下げたからな???)
【ゲーム感想・評価】金色ラブリッチェ
《ネタバレありで進行します》
2017年末にSAGA PLANETSより発売されたエロゲ
外出自粛中ということでくっっっっっっそ久しぶりにエロゲに手を出してみることにした。(約2年ぶり)
やっぱたまにやると面白いもんで4日ほどでクリアしてしまった。
そんなわけで今回もちょっとした感想を。
【結論】
80点ぐらい
【ストーリー概要】
ひょんなことから異国のお姫様と出会った主人公が、そのお姫様の通うお金持ち向けの学園に転入させられ、実質的な女子寮で生活する…
というまあありふれた感じのもの。
【評価詳細】
○ストーリー
端的に良かった。前回プレイした『ひこうき雲の向こう側』のシナリオライターであるさかき傘先生が今作の担当ということで期待していたが、非常に良かった。
が、けっこう粗が目立つなーというのが印象だった。
本作は簡潔に言えば「かっこつけてもがむしゃらにゴールデンタイム(素晴らしい時間)を掴みとれ。結果的にそれが一番かっこいい」みたいなものだと思うんですね。
つまり「かっこいい」というのが一つキーワードになってる。
なのにヒロインが恋に落ちる時の主人公は「かっこいい」かといわれると「???」ってなってしまう。ヒロインたちの言う主人公は「過去」はかっこよかった。
まあ、その後かっこいいと思わせればそれでいいじゃないと言われたらそうなんだけど、イマイチ心情の変化などが分かりにくかった気がする。
それとシルヴィアの追加シナリオとか正直蛇足感が否めなかった。
現実的なシナリオの中に少しでもファンタジー感があったらダメというつもりはないけどあれは違うよなーと。うまく説明できないけれど。
でも理亜√の最後にシルヴィアが髪を切ってるシーンで一気にきてしまったのも事実だし(あそこでヤバい…ってなるの自分ぐらいなんかね?)
総合すると良かったという評価になってしまう。
○キャラクター
ほんたにかなえ先生の絵、とても良かったです。
『ナツユメナギサ』以来、久しぶりに触れたけど当時より好きになった。
あと上で「主人公のかっこよさが~」みたいな話したけど、ヒロインたちはめちゃくちゃかっこいい。
生き様がかっこよくて見た目はかわいい。最高じゃないですか。
声優陣もそれなりに有名な人たちばかりなので安心感あります。
取り立てて好きになったキャラクターはいないけど、けっこう評価ポイントだと思ってます。ただし、これをキャラゲーだと思ってやらないほうがいいですね。
○音楽・BGM
OP曲である佐咲紗花の『Golden Mission』は大好きな曲。
これがきっかけで佐咲紗花のライブにまで行くようになったぐらい。
ただ…この曲はこの作風と合ってなくないか…???
ED曲である柚子乃の『shining! our life』も好きになったのは収穫。
BGMもあえて曲名を挙げるようなものはなかったけど、それぞれの場面の引き立て役としては十分だった。
【総括・感想】
全体としては十分に満足できる出来だった。
理亜√の出来は圧巻だったし、シルヴィア√などもそれを引き立てるためのおぜん立てとしては十分。
本作通してのテーマ「かっこいい」というのは単純で良いテーマだった。
シナリオ以外も及第点以上だし、名作と呼ぶには満足する出来だった。
前述の通り、色々考えれば「うーん・・・」っていう点は出てくるけど、マイナスの点ばかりを考えてこの作品の良かった点に目がいかなくなっては勿体ないのもまた事実。
久しぶりのエロゲとあって、プレイ中・プレイ後はまさしく『ゴールデンタイム』でした。
SAGA PLANETSとさかき傘先生の次回作に期待してます。
P.S.
FDもあるみたいなのでどっかで時間見つけてまたやりたいと思います。
ただ、金恋クリアしたことで積みゲーが残り一つになったし、新しく買うのもなーって感じはある。